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カメラの露出関係

categorys:BLOG | PHOTO

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露出とはどうゆう事でしょうか?カメラのセンサーやフィルムに光をあてる事です。すなわちカメラのシャッターを切るという事です。

露出させると写真は明るく写ったり暗く写ったりします。
露出には感度、絞り、シャッタースピードの3つからなる相関関係があります。

露出の相関関係とは

このISO,SS,f値のどれかが動けば明るくなったり暗くなったりします。
ですが残り二つが良い具合に動けば明るくなったり暗くなったものを元に戻す効果が出ます。

それぞれの値の役割

●ISO
  感度になります。数値が上がれば上がるほどセンサーの感度は上がり明るく写るようになります。ですが感度が良くなればなるほど電子的な見えなくていいノイズも拾う事になって写真はザラザラになってきます。

●SS
  シャッタースピードはセンサーに光が当たる時間を制御します。
ss時間が速ければ暗く、遅ければ明るくなります。シャッターの開く時間が長くなればそれだけ光を受ける量が増えるからです。

●f
  絞りとは人の目で言うと瞳孔にあたります。レンズを通る光の穴を大きくしたり小さくしたりします。大きくなればそれだけ多くの光を取り入れる事が出来ます。表現法としてはほかの二つと違い、数字が小さくなるほど絞りが開いて明るく撮れます。

露出と露出補正

先にも言いましたが露出には相関関係がありますので同じ明るさに撮るとしても色々な事が出来ます。例えば下記の設定はおおよそ同じ明るさに移ります。

  • ss 1/250s, f4
  • ss 1/60s, f8
  • ss 1/15s, f16

ISO感度は撮る場所が同じなのでとりあえず固定という事で考えてください。

上の1/250秒から下の1/15秒まで三段階にシャッタ速度がゆっくりになっていっているので撮る時間が長くなっていますが、絞り値が大きくなっているので入る光の量が減っていっています。

この関係がうまくいっているのでこの3枚は同じ明るさで写ります。

ISO感度の変えどころ

ISOの使い分けですが、シャッタースピードが遅くなればそれだけ手振れで像がぶれることになります。また、SSをゆっくりしても絞りをいくら解放(数値を小さくしても)暗くなる。そんな場合にISO感度を上げます。写真に出来る限りノイズを入れたくないという考え方です。

ですが、そんなにガチガチに考えていたのでは いざ撮る時に手振れが起こってしまっては元も子もないので、許容範囲など決めてノイズがあっても手振れが無い写真の方が良いと考えましょう。

例えば太陽のある屋外ならばISO100,建物内ならISO1600、夜や暗い場所ならISO3200など

これだけ決めておくだけでもだいぶ思うように撮れるようになるはずです。

SSとf値の効果

上記部までで、写真の明るさの調整については分かってきたかと思います。ですが写真の面白いのはここからです。シャッタースピードや絞り値には表現の上で重要な役割があります。

f1.4

この写真は私の愛車のランボルギーニ アベンタドールです(*´艸`)

f値は1.4で撮影しています。

f16

次に同じレンズで撮ってますがf値は16となっています。

見れば一目瞭然明るさが同じになるようにシャッタースピードは変えていますが、1枚目と2枚目ではボケ具合が違います。

f1.4は解放、つまり瞳孔が開いた状態で、f16はかなり絞っています。瞳孔が小さくなった状態です。
瞳孔が広いという事は光が一杯に入ってきます。瞳孔が小さいという事は光が入るところが小さいという事。
大事な事なので2度目言いましたが、この瞳孔とぼけ感がどうつながるのか、少し脱線しますが説明します。

光のとおる穴とボケ感

まずは虫眼鏡をイメージしてください。焦点を合わせると光で火をつけれるあれです。

距離が同じでレンズを通る光が大きいと光が分散して火が付きませんですが、距離に合わせたレンズサイズ、つまり光の量を絞ると火がつきます。

レンズというのは中心に行くほど綺麗に写ります。光がいっぱい入ると光が拡散するので焦点から離れるほどボケが強くなるのです。

ボケに関しては更にボケ感を変える方法もありますがまた今度で(=ΦωΦ=)

シャッタースピードの効果

ではシャッタースピードの効果とは何なのでしょう!?遅くすると手振れが起こるというのがヒントになります。

ブレというやつは何も手振れだけではないのです。被写体ブレというものがあります。集合写真などで一人だけ動いているとその人だけがブレている場合があります。これが被写体ブレです。人の目と違い動きをとらえる事が出来ます。

シャッタースピードが速いほどブレは無くなります。で、SSを遅くしてどうするのか?皆さんも一度は見た事があるかもしれません。

肉眼では見れないようなホワーっと水が拡散したような滝や北極星を中心に円を描く星空など、ひとの目ではちゃんと見えている夜の車のテールランプも写真で見ると赤くつながったラインに見える効果など。

シャッタースピードをうまく使う事によって時間の軌跡を撮って表現できるのです。

まとめ

露出の関係について少しわかってもらえたでしょうか?スマホも一眼レフだろうがこの関係は崩れません。それぞれできる条件の幅が違う。一眼レフにはレンズを変えることが出来て、センサーのサイズも大きいのでいろんな撮り方が出来ます。スマホにはサイズ的な制約が大きいので表現の幅は小さいですが、手軽に撮れる。スグに撮れる良さがあります。

何よりこの関係が分かっていればオートモードでなく、マニュアルモードで自分の表現が出来るというのは一眼レフもスマホも同じです。

オートでは出せない表現がマニュアル操作にはあるという事です。写真の話始めると長くなるので続きはまた(*ノωノ)


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